私が現在やっているのは、「FXトレード」なわけですが、
トレードには他にも、株や仮想通貨などいろいろな種類があります。
また、トレードとは異なる「投資」という分野もあり、
これらは一緒くたに語られることも多いですが、
今回はそのあたりを、詳しく区別しながらお伝えしていこうと思います。
投資とトレードの違い
まず投資とトレードの違いですが、
基本的に「投資」というのは、長期的な利益を狙って、
株や仮想通貨などを購入することを言います。
対して「トレード」というのは、短期的な利益を狙い、
場合によっては一日に何回も、株やFX、仮想通貨を売買することです。
「投資」は長期的な視点で利益を見込むために、
投資対象の会社や仮想通貨などの「将来性」を予想して行うことが多いと思います。
そのため、「投資」はファンダメンタルと呼ばれる、
会社の業績や通貨の将来性、またはそれらに関する時事ニュースなどの
「外的要因」や「基本的要素」などを総合的に判断する必要があります。
一方「トレード」は、短期的な視点で行うものであるため、
投資対象の会社（株）や仮想通貨、FX（各国通貨）などの
将来性に対して行うのではなく、
あくまでも短期的な値動きを予想することがメインとなるわけです。
なので、投資のようなファンダメンタル要素はほとんど気にする必要はなく、
ほぼ、「チャートの動きのみ」で近未来の値動きを予想することになります。
※もちろん、時事ニュースをチェックして、
そこから短期の値動きを予想するトレーダー（デイトレーダーなど）もいますが、
少なくとも私のトレードの手法は、ほぼチャートだけを見るもと言えます。
そのためトレードは、「投資」に対して、「投機」と呼ばれたりもします。
投資やトレードの種類
投資やトレードには、さまざまな種類（投資商品）があり、
それぞれに、市場のルールや、値動きなどに特徴があります。
まず、市場のルールの違いについてですが、
例えば、株式市場は「前場」と「後場」に分かれており、
それぞれ、午前と午後で取引時間が別れています。
取引時間も午前9時～11時半（前場）と、午後12時半～15時（後場）と
なっており、FXや仮想通貨に比べて短くなっています。
株の取引には、証券会社などが独自に行っている
時間外取引などのサービスもありますが、
時間外取引は取引量が少なく、あまり面白くないと思います。
その点、FXは平日であれば基本的には24時間取引が可能ですし、
仮想通貨に至っては、原則365日24時間の取引が可能です。
これは、FXや仮想通貨は世界中の取引市場で取引がされているからで、
例えば、日本の市場が閉まっている時間帯でも、
欧州の市場で取引がされていたりするため、24時間取引が出来るわけです。
そのため、取引の時間帯によって注意が必要であり、
特にFXでは、例えば日本時間であれば、午前6時～9時頃までは
スプレッド（買値と売値の差額）が大きくなるため、
トレードは控えたほうがいいと私は判断しています。
このように、投資やトレードの種類によって、ルールが違い、
そのため、人によって向き不向きがありますので、
自身の事情や好みによって、自分に合った市場（商品）を選ぶべきだと思います。
裁量取引と自動売買
ここまでお伝えしてきた投資やトレードは、
「裁量取引」と呼ばれるもので、自分の判断（裁量）で取引を行うものですが、
システムに自動で売買させる「自動売買」というトレード手法もあります。
自動売買にて個人の裁量が活かせる部分は、
自動売買における各種の設定をすることぐらいだと思います。
「いくらになったら自動で買い、それがいくらになったら売るか。
レバレッジは何倍くらいにするのか。
ロスカット（損切）のラインをいくらに設定するのか。」
といったように、自動売買の条件を設定し、
時には、市場の動向によって、その条件の設定を変更したりするところに、
個人の裁量の見せ所があると言えるでしょう。
自動売買で安定して利益を出し続けるには、
「堅実な設定」にすることが基本となりますので、
大儲けをすることは難しいのではないかと私は考えています。
ただ、もちろん自動売買も「複利」で資産を増やすことが出来るので、
長期的にみれば、それなりに大きな利益を出すことも可能です。
私のトレード手法
ここまで様々な投資やトレードや、その種類についてお伝えしてきましたが、
私がやっているのは、FXのデイトレード（裁量取引）です。
過去にはバイナリーオプションや、FXの自動売買もやっており、
バイナリーオプションについては、もうやるつもりはありませんが、
FXの自動売買については、過去の反省を活かして、
もう一度チャレンジしてみたいとも思っています。
ただ、現時点では、基本的にはチャートを見るだけで判断でき、
すぐに利益が出せるFXのデイトレードに魅力を感じているわけです。
私のFX手法については、「及川式デイトレ大百科」が、
その手法のベースとなっていますので、
興味があれば、そちらの記事もご覧いただければと思います。
それでは今回はこのへんで。
ではまた。