私はMT4（メタトレーダー4）を使用したFXトレードを行っており、
その際に利用すべきFX業者として、OANDA（オアンダ）を基本的におすすめしています。
しかし、MT4が使えるFX業者としてお勧めできる業者は、なにもOANDAだけではありません。
そのうちの一つが「外為ファイネスト」というFX業者です。
外為ファイネストはHantecグループの日本法人として長年、金融サービスを提供しており、
Hantecは、香港を拠点にロンドン、シドニーなど、
世界10ヶ国以上で展開する国際的な金融グループです。
外為ファイネストも、OANDAと同じくサーバーの安定性には定評があり、
OANDAと同様に、スキャルピングも公式に認めています。
また、OANDAの東京サーバーコースと同様に、
外為ファイネストにおいてもNDD方式を採用しています。
このような共通点が挙げられますが、今回はその他の点についても、
「外為ファイネスト」と「OANDA」の比較をおこなって行きたいと思います。
外為ファイネストとOANDAの主な違い
以前の記事でお伝えしたとおり、MT4が使えるFX業者の中で、
一番スプレッドが小さい業者はOANDAであり、
それが私がOANDAをおすすめしている主な理由となります。
＞OANDAをお勧めしている理由
では、今回おすすめしている外為ファイネストがOANDAに勝る点というのは何でしょうか？
それは、「一回あたりの最大取引額」と、「最低取引額」ということになります。
OANDAには３つのコースがありますが、
私がおすすめしている「東京サーバーコース」では、
「一回あたりの最大取引額」は100万通貨であり、
「最低取引額」は10000通貨です。
対して、外為ファイネストのMT4が利用可能な口座である「MT4 ZERO」では、
「一回あたりの最大取引額」は1000万通貨で、
「最低取引額」は1000通貨となります。
つまり、外為ファイネストのほうが、OANDAよりも一回あたりのエントリー額の最大値が大きく、
反面、最低取引額は小さいため、より少額でもエントリー可能ということです。
つまり、大金を稼ぎたい上級者や、逆に小資金から始めたい初心者にとっても、
両者ともに、外為ファイネストのほうが使い勝手が良いということになるわけですね。
そういう意味では、OANDAの東京サーバーコースは「中級者向き」と言えるのかもしれませが、
しかし、なんと言ってもOANDAはスプレッドが小さいため、初心者にとっても十分価値があるFX業者と言えます。
スプレッドについてですが、
外為ファイネストのスプレッドの大きさ（広さ）は、「MT4 ZERO」で、
ドル円のスプレッドが0.4銭～0.5銭程度となっています。
これはOANDAのドル円のスプレッドよりも0.1銭～0.2銭ほど高いということになりますが、
外為ファイネストのスプレッドも十分低いと言えます。
他の通貨ペアについても軒並みスプレッドが低く設定されており、
私が常時MT4上に表示させている10種類の通貨ペアで言えば、
「OANDAに比べて平均して0.2銭～0.3銭程度、外為ファイネストのほうがスプレッドが高い」
ということになります。
おそらく、MT4が利用可能なFX業者の中では、
OANDAの次にスプレッドが小さい業者が、外為ファイネストではないかと言っていいと思います。
外為ファイネストは相場の急激な動きに強い
先ほど、外為ファイネストがOANDAよりもスプレッドが高いとお伝えしましたが、
それはあくまでも「原則」であり、
相場が激しく動いた時には、外為ファイネストのほうがスプレッドが低くなる傾向があります。
OANDAは「スプレッドは原則固定」と謳っていますが、
実際は時間帯や相場の動きなどによってスプレッドは変動します。
どこのFX会社にも言えることではありますが、
深夜や早朝はスプレッドが非常に大きくなる傾向があり、
それはOANDAや外為ファイネストも例外ではありません。
※なので私は、基本的に深夜3時から朝の9時までの間は取引を控えています。
スプレッドが大きくなる（ひらく）のは、それ以外にも、
相場の急激な動きなどによっても起こることであり、それを避けることは出来ません。
その際のスプレッドの開きが、
外為ファイネストのほうが、OANDAよりも小さいというのは大きなメリットと言えますね。
外為ファイネストの「取引レポート」が便利
あとは、OANDAにはない外為ファイネストの特有のサービスとして、
「取引レポート」を送ってきてくれるというものがあります。
これは、取引をした日ごとにメールで送られてくるものであり、
取引をしなかった日には送られて来ないので、わずらわしさを感じることもありません。
なお、月次レポートも送られてきます。
通貨ペアごとの取引金額や利益、その日の収支などを総括して確認できるので、
非常に便利で、トレードが楽しくなるサービスだと思います。
以上が私が注目する、OANDAと外為ファイネストの主な違いとなります。
総合的は甲乙つけ難いとも言えますので、
OANDAと併せて外為ファイネストも検討する価値があると思います。
それではまた。