メニュー 閉じる

トレンド系とオシレーター系のトレード手法を解説。その組み合わせは有効か?

トレードの手法で利用される指標(インジケーター)には様々なものがありますが、
大きく、「トレンド系」と「オシレーター系」とに分類することができます。

トレンド系」のインジケーターには、
「移動平均線」「一目均衡表」「パラボリック」など、
私が紹介しているFX教材である、「及川式デイトレ大百科」においても、
おなじみのインジケーターが挙げられます。

トレンド系のインジケーターは、
値動きのトレンドに乗ってエントリーを行うための指標
という事ができ、私のトレード手法もこの手法を使用しています。

対して、オシレーター系」のインジケーターには、
「RSI(相対力指数)」「MACD」「ストキャスティクス」など、
少なくとも私には、あまり聞き慣れない名前が挙げられます。

「オシレーター」とは、「振り子」「振り幅」という意味であり、
相場の「買われ過ぎ」や」売られ過ぎ」の状況を示すテクニカル指標です。

オシレーター系のインジケーターは、基本的には、
チャートの下のスペースに表示されている、以下↓のようなものです。

RSI 画像

※マネックス証券HPより引用

オシレーター系は、相場に明確なトレンドがない状況などのエントリー判断の際に、
その力を発揮するとされるインジケーターとして知られています。

トレンド系とオシレーター系のインジケーターを組み合わせることは有効なのか?

まず、私は基本的な考え方として、
「有効と言われる指標やインジケーターであっても、
それらを単独で利用するだけでは勝つことは難しい」
という見解を持っています。

現在、私はFXトレードを行っており、トレンド系のインジケーターである、
数種類の「移動平均線」をチャートに表示させ、
それらの移動平均線を組み合わせて、
トレード判断をするという手法を使用しています。

なので、現在はオシレーター系のインジケーターは利用していません。

しかし、以前はバイナリーオプションをやっており、
その当時は、一時期ではありますが、オシレーター系のインジケーターである、
ストキャスティクス」を表示させていたこともありました。

その当時の感想を率直に言えば、
ストキャスティクスによるエントリー判断は難しい
というものでした。

ただ、ストキャスティクスを利用することを辞めたあとも、
結局バイナリーオプションで勝つことは出来なかったので、
ストキャスティクスなどのオシレーター系インジケーターが、
使えないものであると断じることは出来ないと思っています。

トレードで勝つためには、
複数の指標を組み合わせる必要があると、私は考えていますが、
移動平均線については、複数の種類の移動平均線が存在するため、
その複数の移動平均線を組み合わせるだけで、基本的には勝つことができるわけです。

オシレーター系のインジケーターは、上記で挙げた3種類があるため、
その3種類のインジケーターを組み合わせて勝つことも、
もしかしたら可能なのかもしれません。

あるいは、トレンド系とオシレーター系のインジケーターを組み合わせて、
トレード判断をすることも、それなりには有効だと思われます。

組み合わせる場合の基本的な考え方として、
「トレンド系で中期の予想をして、オシレーター系で短期的な売買の強弱」
を見るべきでしょう。

この考え方を基本として、自分に合った組み合わせを模索するのも面白そうですね。

やはり複数の移動平均線で判断する方法がおすすめ

ここまで、トレンド系とオシレーター系の指標についてお伝えしてきましたが、
それらを組み合わせて利用するとなると、
何種類かの指標をもってトレード判断をすることになります。

何種類もの指標を組み合わせての判断は、
「こじつけ」がいかようにも出来てしまうため、
その判断の手法が、本当は使えないものであったとしても、
それに気づくのに時間がかかってしまう可能性が高いと思います。

そのトレード手法が間違いだと気づくことができればまだいいですが、
何年もそれに気づかず、何年もの年月をムダにしてしまうリスクがあるわけです。

その点、移動平均線を用いたトレード手法は、
複数の移動平均線(時間別)を使用することにはなりますが、
基本的には「移動平均線」という、「一種類」のインジケーターのみでの
トレード判断となるため、シンプルなトレード判断が可能です。

そのため、あまり「こじつけ」をせずに、
トレンドに則った、シンプルで快適なトレードをすることが出来るわけです。

というわけで、私はやはり、トレンド系のインジケーターである、
移動平均線を使ったトレードをお勧めシています。

そして、移動平均線を使用したトレード教材として、
及川式デイトレ大百科」をおすすめしているわけです。

及川式FX。「天才チャート」を利用した実践的な「本物」のノウハウ

この機会に、あなたも是非、学んでみてはいかがでしょうか?
これでは今回はこのへんで。
ではまた。